家を建てる事は一世一代の大事業です。色々と間取りを悩んで仕上げ材を選び頭を悩ませて苦労して建てるマイホームは、生活の起点となる重要な存在です。しかし、日本の住宅の耐用年数は木造であれば30年程度で鉄筋コンクリート造は50年です。もちろん住まい方や立地条件そして気候によって変動があります。

しかし、共通事項としては定期的にメンテナンスを行っていれば期間を延ばす事は十分に可能です。家雨漏りは、外部に面していれば何処でも起こります。屋根・壁・ベランダ・床面など様々です。もし、雨漏りが起きた際には専門業者に依頼して、早急に修理して貰うのが基本です。

放置する人はいないと思いますが、仕上げ材以外にも構造材にまで影響を与える可能性があります。家雨漏りに気が付かずに、柱や梁の腐れが生じて大掛かりな修理が必要になるケースもあります。建ててから10年を目処として、一度メンテナンス依頼するのもお勧めです。もし、雨漏りが起きた際には程度によっては個人で応急処置を行う事も可能です。

壁からの雨漏りは殆どが窓周りからで、サッシ廻りの防水シーリング材が劣化して硬化しひび割れを起こす事で水の侵入があります。対処は、古いシーリング材を取り除き新たに打ち込むのが理想ですが、業者に後日依頼するなら上に薄くでも塗り付けるだけでも短期間なら効果があります。ベランダや屋根に関しても場所を特定できれば、この方法が効果的です。ただし、家雨漏りは高所の作業となる場合が多いので無理をしない様にして下さい。